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マネーウォーズの果てに・・・ [雑記]

『プロフェッショナル 仕事の流儀』 (5/11放送、NHK)をご覧になられた方も多いと思います。

” 140億円の運用を託される男 ” という見出しにつられ、私もつい観てしまいました^^

新井和宏 さんという、プロのファンドマネージャーという肩書きなのですが、一般投資家から預かった資金が140億!それを単に運用(勿論、利益出してます!)するだけでは無く、” 志ある会社を支える ” という理念に基づき、自社で捻出した利益で投資先を判別し、「未来をつくる金融」 という立ち位置で、社会に貢献されているという内容でした。

よくあるFXトレーダーのように、PCのマルチ画面とにらめっこして、ただ、チャートの値動きだけを追う金の亡者をイメージしていたのですが、その人物像とは全くの別人でした。

放送内容は後半部分がメインだったのですが、私が興味深かったのは、冒頭5~10分の部分です。

投資ファンドを立ち上げ、投資家に利益をもたらす秘策というのが、

” 徹底的に、読まない ”

という、言葉です。

新井さんが言うには、

「いくら先を読んでも、そんなの読めるわけがない!どこが天井で、どこが底かなんか分かるわけないから、リスクヘッジのルールを決めて、それに従っているだけ!」

と言った部分です。

新井さんのリスクヘッジは、信託資金を40以上の株式に分散し、1つの株が上がると思っても過剰に資金を投入せず、均等に資金分散、出た利益を損失を出した株に資金補充するというものでした。

これって、MBRの資金管理と一緒!?

と、手前味噌的に思ったのですが、「大事なのは決めること。決めてしまえば、あとはそれに従うだけ!」 (製品版のPDFを読まれた方は理解できると思います)

と言った彼の言葉に、ちょっとだけ確信を持てました。

まぁ、オンカジを個人でなんとかしようと思っている私と、巨額マネーを動かしている方を同一には語れないですが、彼の生い立ちを語った部分で、

お金があれば、昼の大学に通えたはず・・・

お金があれば、こんなはずにはなってなかった・・・

という、若い当時の想いは、私ならずとも同感の方は多いと思います。


人は、最初の頃は自分だけの事で精一杯ですが、ある程度余裕が出来ると、その意義を社会に貢献したいと想う気持ちは正常であり、私もそういう人間になりたいと思った放送でした。


では、皆さんの勝利にGood Luck!




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